山岳スキーヤーなら滑ってみたくなる白馬BCの大クラシックスティープルート。それが不帰Dルンゼ。
VerticalLand.ガイド事務所で複数回のアイゼン、ピッケル、滑走トレーニングを経て、チャンスを待ちました。
山岳スキーの滑走チャンスは突然訪れることも多いわけで、1月初旬のこの日。ゲストの休みと天候、コンディションが早くも整いました。
快晴の八方。いつも通りの賑わい。
見慣れた景色も今日は一味違うような。
八方尾根上、実際にDルンゼの見える場所。正面から見るとよく分かる。
アイゼン、ピッケルに切り替える。
この辺りからが体力的にはきついところ。
頂上山荘手前のトラバース。アイゼン、ピッケルトレーニングの成果を活かして通過。
山頂手前。一度下ってからの登りが意外ときついところです。
山頂!
この景色は冬に一度見ておくべき。この稜線が後立山連峰と呼ばれる所以がよくわかります。
剣岳バックに撮ってもらっちゃいました。
ここからDルンゼ滑走ポイントまでが一番気を使うところ。
アイゼンとピッケルが使いこなせていないスキーヤーには辿り着けない。だからこそ価値もある。
Dルンゼ滑走の核心のクライムダウン。トレーニングに参加していれば大丈夫。
そして滑走ポイントへ。お疲れ様でした!
やっといつものスキーに履き替えます。
バックは毛勝三山と剱岳という贅沢なロケーション。
私です。
1ピッチ目。
斜面の大きさ、斜度、スピード感。山岳滑走の醍醐味です。
2ピッチ目。
徐々に斜度は緩やかに。
3峰を横目に大きなターンを描く。
二峰も下から見ると意外と緩やか?実際はそんなことありませんw。
この日はトマホーク氏らが滑ってました。唐松沢でちょうど合流。
不帰沢出合。
唐松沢は終始パック雪で足を取られることも。ただ不帰滑走の余韻を味わいつつ喜びもひとしおに下部のアドベンチャーをこなして帰路につきました。
自宅でのトレーニングに加え、VerticalLand.のトレーニングにご参加いただいた成果が出た、素晴らしい山行でした。
ありがとうございました!
不帰Dルンゼや、剱岳登頂滑走、富士山登頂滑走、その他バリエーションルートなど、シール登行だけでは行くことのできないスキールートにご興味のある方は、まず、お気軽にご一報ください。
今の滑走、体力レベルに応じてレベルアップできるプランをご提案いたします。
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